笑いの効用
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『薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果があるはず』
・・・アンネ・フランク
『絶望した人間に笑いを蘇らせることは、その人間を生き返らせることに他ならないのだ』
・・・F・ドラッカー
以下、【笑いの医学的効果】 より
笑いは適度な運動と匹敵する
大笑いは内臓のジョギングとも言われ、適度な運動に匹敵する効果がある。
大笑いでリラックスすると自律神経の働きが安定。適度な運動をした時と同様、血中酸素濃度も増加するため、ストレスを大幅に減少させることができる。
笑いは痛みを軽減する
脳内モルヒネと、以前日本でも話題になったエンドルフィンという強力な鎮痛作用を持つ神経伝達物質が増加し、痛みを忘れてしまう。 (恐らく仮説)
笑いにはリラックス効果がある
脳波では、情緒を司る右脳の活性化が見られ、ストレスで左脳を使う人にとってリラックス効果 があると考えられる。
人間は一度に一つのことしか出来ないから、笑っている時間に不安を抱くことは出来ない。 笑っている間は幸せであるといえる。 それはすべての人に当てはまる。 一日のうちに笑いの時間が多ければ多いほどその人は幸せであろう。 幸せの時間が長ければ、不安、イライラなどの不幸せな時間が必然的に少なくなる。
科学的な証明はまだまだこれからだが、笑いは薬と違って副作用もなく、その効用は大きいと思って間違いないだろう。
”笑う” イコール ”幸せ” ならば、笑わない手はない。
笑うことがうつの予防になると僕は考える。
【参考】 癌をやっつっける 健康な人でも毎日体内でがん細胞が発生している。 しかし、がん細胞をやっつける NK(ナチュラルキラー)細胞があるおかげでほとんどの人は癌にならない。 最近の研究で、このNK細胞は 「笑う」ことによって増える という。 笑い療法にいち早く注目したのが岡山の医師、伊丹仁朗氏である。 九一年、伊丹氏と一緒に、笑いが免疫力にどう作用するのか、大阪の「なんばグランド花月」に男女一九人の患者を集め、三時間笑った後の免疫力の変化を調べ た。開演前後の採血で、リンパ球の一割を占め、がん細胞に直接働きかけるNatural・Killer細胞(NK細胞:天然の殺し屋の意味、写真)の活性 状態を調査したところ、低すぎた人はすべて正常値までアップし、高すぎた人の多くは正常値に近い数値に戻っていた(図)。笑いには、短時間で免疫力を正常 化させる効果 があることが分かる。 その後、がん患者二〇人にNK細胞の日内変動を考えたうえで再実験したが、同様の結果を得て、冒頭の九二年の発表になったのである。【笑いの医学的効 果】 ”NK細胞を活性化する”だが、たった一度の実験では僕は信じられない。 1992年にこれを発表したあと、笑いが癌細胞をやっつけるという話をほとんど聞かない。 だから、コレに対して僕は懐疑的なのだが・・・、今後の展開を見守りたい。 |
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